WEB3.0って何だ…?
メタバースやNFT関連のことを知るなら、まず最初に覚えておきたいのがWEB3.0
一体WEB3.0とは何なのかを解説していきます。
全ての始まり、WEB1(1.0)とは何か?
WEB3.0を分かりやすく認識する為に、まずはWEB1とは何かを解説していきます。
WEB1とは、人が発信したものを見るだけの形態を差します。
人が作ったホームページやブログを、もう一方の人は閲覧するだけという形になります。
テレビとか新聞も似たようなものですね。
WEB1.0時代も非常に便利でしたが、閲覧側はアクションを起こせないので、情報の拡散度は低かったです。
WEB1.0から進化したWEB2.0とは?
WEB2.0は、発信者と閲覧者がやり取り出来るようになったものです。
ブログやHPが個人でも簡単に始めて発信出来るようになり、SNSの普及によりもはや小学生すらウェブ上で発信が可能になりました。
GAFAと言う超大手企業チームにより、進化したことでより便利な世界になりましたね。
昭和の頃とは違い、現代ではSNSなどで誰でも簡単に、全国で繋がれるようになりました。
そのことでどんな人でもいろいろな人と関わることが出来るようになりましたが、全国に簡単にアクセス出来るようになったことで浮気や不倫なども増えたりと、いいことばかりではありません。
WEB2.0の最も大きいデメリットは、プラットフォームが力を持ち過ぎたことです。
SNSは、今や芸能人、政治家ですら発信に使用していますよね?
SNSの運営会社は、政治家などの発言力を奪ったり、アカウントを削除することすら出来ます。
前に、某大統領のアカウントが削除されたこともありましたよね。
トレンドやオススメなどから除外しようと思えば出来ます。
つまり、世論を操作しようと思えば出来てしまう、非常に強大な支配者が居て成り立っているわけです。
それだけでなく、プライバシー問題もあります。
非常に膨大な個人情報を一企業が抱えているので、その企業のプライバシーに少しの油断があれば一気に個人情報が流れ出てしまいます。
他にも細かい問題点は色々とあり、進化が必要だという声が多くあがりました。
そして、管理する者、情報そのものを分散させればいいのではないか?ということで誕生したのが…
これがWEB3.0!
様々な事情から進化が必要と言われ、次の世代に移ったのがWEB3.0です。
ただ、実際のところはWEB2.0では大きな発信をする度にGAFAに手数料を取られて国や企業が激おこ状態というわけで、
運営や管理者がいない、分散させた世界を作ろうというのがWEB3.0にしたいという真の理由だったりします。
一般人の生活に影響はある?
これまでWEB1.0、WEB2.0は便利に使われてきた為、それなりに一般人にも影響もありましたね。
しかし、WEB3.0では特に生活に変化がないと思われます。
多大な影響があるとすれば、ビジネス面にあります。
なんたって、これまでのビジネスモデルが覆り、働き方も大きく変わる可能性があるからです。
プラットフォームにおける管理者や権力を分散させることが、WEB3.0の大きな目的です。
ということは、お金と仕事も分散されるということ…。
これまでは管理者や権力者が自分たちだけでしてきた仕事を、他の個人、団体も行うことになる為、当然ながら報酬も分散されます。
個人で仕事がもらえるようになるので、フリーランスにとっては非常に追い風の技術ですね。
でも、普通の生活においては運営や権利者が変わるだけで特にこれまでとやることは変わらないので、ほぼ影響がないということですね。
そしてこの技術は、株、仮想通貨などの投資家にも大きく影響します。
組織内部の権力(株)も広く広く分散され、株主とか社長とか校長とかいった概念もなくなります。
権力が分散されるわけですからね。
仮想通貨がまさにそうですが、もっと個人で気軽に投資出来るようになっていくかもしれませんね。
まとめ
今では国や自治体の一部もweb3.0化する動きがあるそうです。
そうなった場合、自治体の予算の使い道を権力者だけじゃなく、みんなで決められるようになります。
ただ、それだと衆愚政治だったり、今現在の権力者が自由にお金を使えなくなるから全力で阻止しようとしたりするかもしれないので、まだまだ発展途上です。
分散化出来る便利な技術「ブロックチェーン」が今は流行しており、色々なことが出来てみんな遊んでいる状態なので、まだまだ課題点は多いですが、既にWEB3.0の波は来ています。
WEB3.0の具体例については、別の記事に書こうと思います。