仮想通貨って一体何なんだ…?
WEB3.0と深く関係している仮想通貨…
仮想通貨とは結局なんなのか?
仮想通貨に関して分かりやすく解説していきます。
WEB3.0については、以下をご参考下さい。
仮想通貨とは何?
まず仮想通貨という言葉の意味を調べてみます。
仮想を辞書で見ると、「実際にはない事物を、仮にあるものとして考えてみること。」
仮想通貨は実際に存在しているものなので、実は仮想通貨って言葉自体ちょっと変なんですよ。
あえて正しく呼ぶとすれば、バーチャル通貨でしょうか。
バーチャル(ネット上にしか存在しないもの)と仮想(実際にはない物をあると仮定する)は全然違うものなので、
仮想通貨を言葉通りに受け取らないようにご注意下さい。
ただ、お金ではないものをお金として仮定しているという点ではあながち間違いでもないので、
今はそういう考えでいいかなと思います。
仮想通貨の意味は分かった!じゃあ、どういったものなんだろう…?
仮想通貨は、インターネット上でやりとりできる資産・財産です。
現物は存在しないので、デジタル上でしかやりとりは出来ませんが、国を超えてすぐに使える大きなメリットがありますね。
いずれは、仮想通貨を使って支払うことが出来るお店とかも増えてくるかもしれません。
例えば、クレジットカードって未だに使えるお店と使えないお店がありますよね。
仮想通貨も、お店側が「支払いは仮想通貨でもいっすよ👌😉」と言えば、仮想通貨で支払ってもいいんです。
仮想通貨は別に法に縛られているわけでもないですからね。
5月22日はビットコイン・ピザ・デーと呼ばれる、仮想通貨のビットコインで食べ物のピザを購入した日とかもあります。
市民権を得る日が来れば、どこにいようとなんでも買えるようになりますね。
反対に市民権を得られなければ使えません。
今は数多のWEB3サービスが独自の仮想通貨を持っていることが多いですね。
そのサービスが提供する範囲内で、仮想通貨が使えます。
ブロックチェーン技術を用いたゲーム、「NFTゲーム」では、そのゲームにだけ使える仮想通貨がほぼ必ず存在しています。
ゲーム内でゲームをプレイして仮想通貨を貯めて、換金出来る。
言い換えればショッピングサイトで商品を購入したらポイントが貯まり、そのポイントが現金に換金出来るって感じです。
ショッピングサイトのポイントは、あくまでそのショップ内でしか使えないことが基本なので、換金出来るのは大きな強みですね!
ただ、仮想通貨は詐欺も多いです。
まだ上場していないような怪しいコインは、知識がないうちは絶対に買わない方がいいでしょう。
今は過渡期ですから、詐欺がとても多い為注意が必要です。
技術がしっかりしている分、それを悪用しようとする人はいつの時代もいますからね。
日本円とかじゃダメなの?仮想通貨はなぜ必要なの?
今まで日本円やドルで十分困らなかったんだから、別に仮想通貨なんてなくてもよかったんじゃないの?
仮想通貨がどうして誕生したのでしょう?
そこにはいくつかの背景がありました。
海外送金を簡単に、安く素早く行いたい
国に定められた法定通貨を海外送金しようとすると、金融機関の処理が長く手数料も非常に高いのでかなり不便でした。
また、マネー・ローンダリングやテロリスト支援などの対策で、厳しい審査もあって、普通の人が使う分にはとても煩わしいものでした。
そこで、面倒な審査も処理も必要ない通貨作っちゃおう!ってノリで出来ました。
仮想通貨はブロックチェーン技術により管理されているので、マネー・ローンダリングやテロリスト支援をしようものならすぐにバレるように出来てます。
そうした利便性の高さから、仮想通貨は徐々に浸透していきました。
特定勢力がお金をコントロール出来ないようにする
法定通貨の場合、どうしても管理している国家に何かあったら崩壊してしまいます。
国家が好きにコントロール出来るというのもあって、それに我慢ならない人もいました。
2022年7月現在では非常に円安が加速しており、日本円の価値がダダ下がりしています。
こんな時に、仮想通貨という資産を持っていれば、非常に強いんですよね。
仮想通貨を持つことが安心とはもちろん言えませんが、日本円だけ持つよりは安定性は高いと言えます。
仮想通貨は法定通貨と違い、価値をコントロールできる人はいません。
だからこそ上にも下にも価値がグンと変わったりしますよね。
そんなものがなぜ、運営出来ているのか?
仮想通貨には仮想通貨のルールに基づいて機械的に発行が為されます。
そのルールがどんどん調整され、整備されていくと、中央銀行に代わりAIが通貨全体を管理するようになるかもしれません。
お金の移動はブロックチェーン技術により管理されているので、改竄とか不正があっても検出できて補正されます。
公正さが保たれるという、よく出来た仕組みになっていますよね。
まさに、WEB3.0だからこそ出来ることだと言えますね。
まとめ
WEB3.0のサービスに仮想通貨はセットのようなもので、だいたいWEB3.0サービスには仮想通貨があります。
遅かれ早かれみんなが仮想通貨を使うようになり、所持使用が当たり前の世の中もそう遠くはないかもしれません。
SNSも最初はごく一部の人しか使っていませんでしたが、今ではお年寄りですらSNSをする時代、
もはやSNSを使ってない人を探す方が大変なほど使用率が高いです。
仮想通貨も、いずれそうなることが容易に想像出来ます。
ただ、SNSと同様で仮想通貨にも向き不向きがあります。
ギャンブル性が高い側面があるので、ギャンブルでムキになりやすい人とかは絶対やめておいたほうがいいです。
いつか、日常的に支払いで使う日が来るかもしれませんね!